人生川下り

2012年07月13日 23:59

数日前読んだ新聞で
今までの日本は”山登り”型の生き方だったが
変化の早いグローバル化が進むこれからは
”川下り”型の生き方になっていく・・・
というような記事を読んだ。
川下りといってものんびり優雅に下っていくようなものではなく
ラフティングのような激流下りだ。

山登り型であれば
頂上を目指し、一歩一歩着実に
登ってゆけば良いのだが
(とはいえ決して楽な道のりではないが・・・)
激流下りの場合は
一瞬でも判断をミスすると
それが致命傷になってしまう。
また場合によっては
無駄に動かずに流れにまかせて体力を温存し
チャンスをうかがい、その時がきたら素早く舵を切る
というような柔軟な対応も必要という。

たしかにそうなのかもしれない。
そしてこれからの人生は皆”激流下り”なのだと
考えると納得できるような気がする。

”終身雇用”という大きな遊覧船から投げ出された
今は小さなゴムボートで激流を下っているのだ。
全身ずぶ濡れになりながら
どうにか最初の激流はクリアしたようだが
これからいくつもの激流が待っているのだろう。
まだまだ先は長い。
でもゴムボートでも激流を下れないことはないはず。
この際ラフティングを楽しむ気持ちで生きていくのだ。
あきらめたらおしまい。
最後まであきらめずに私は川を下りきる!!

ちなみに実体験で
カヌーを転覆させてしまい
川下りを途中で終了してしまった
苦い思い出があったりします。
(その時のパートナーも今のカミさんだった)
今度こそ!




コメント

  1. マッキー | URL | 1MqZTUZc

    「人生の激流下り」

    ちなみに私の場合でしたら、もし今の仕事がクビになったて次の仕事が見つからないなら、「生活困窮」→「預貯金が尽きる」→「生活保護申請も却下」→「ホームレス」に転落→「病気になり死亡」・・

    すみません。あんまり暗く考えたくないですが・・ありえなくはないので。。今日は何か自虐的になってしまいました。。(-_-;)


  2. locamoka | URL | -

    Re: タイトルなし

    マッキー様

    コメントありがとうございます。

    私も同じですよ。
    とにかく最悪の状況にならないように
    次の次を考えながら
    激流を下っています。

    あまり深刻に考えると辛いので
    激流を乗り越えるのではなく
    激流に乗って楽しんでいるのだと
    考えるようにしています。

    とりあえず職にはつけましたが
    まだまだ激流を続きます。
    いつ川に投げ出されるかわかりませんが
    ボートにしがみついてでも
    激流を下り切りたいと思っています。

  3. ヤル象 | URL | B3uNnUig

    激流川下り
    バブル崩壊後の日本はまさにそういう感じですよね。昔はソビエトという仮想敵もありましたが今はそういう存在もなくなりました。凄まじいグローバル化 とてもついて行けず何回も流れに放り出され溺れかけています。
    大学生になった時に ある有名企業の人事担当役員が講演にきて もう会社はまじめに勉強していたような奴はいらないんだ!と叫んだのを思い出します。翌年には一気に話は違ってましたが

  4. locamoka | URL | -

    Re: タイトルなし

    ヤル像様

    コメントありがとうございます。

    今の日本の経済状況をみてみれば
    会社、しかも人事の言う事など
    何の説得力もないですよね。
    入社するためには会社の意向に沿うことが必要ですが
    それは入社するまで。
    それ以降は会社なんていう大きな船はどうなるかわかりませんから
    小さくても自分のボートを持って
    自分の判断で激流を下っていくのが
    最終的に生き残る方法なのかもしれません。


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